2011/11/01

ハロウィンとスティーブ・ジョブス

雨の音で目を覚ました。
まだ夜中の1時を回ったとことろだ。

今夜ハワイはハロウィンで、さっきまでは外から奇声や歓声がしきりに聞こえてきていた。
でも、それもこの雨で一気に静かになった。
明日も平日だし、みんな雨に現実を思い出さされて、帰路についたということなのだろう。

ハワイではハロウィンは大人もかなりこった仮装をする。
みんなこの日のために何週間も前から自前の衣装を作ったりして、むしろ子供よりも楽しみにしていたりする。
銀行員やホテルマンのようなお固い職の人たちも、はりきって自分の格好がどれだけ奇抜かを競い合う。
でも何年か前のハロウィンの当日に、銀行の窓口で魔女に小切手を入金してもらったときは、さすがに不安になったものだ。

先日、スティーブ・ジョブスが亡くなった。
自分でも意外に思うほど、彼の死はとても悲しかった。
マッキントッシュから始まり、iMac、PowerBook、MacBook Pro、iPod、iPadと使い続けてきた。
どれもが胸が踊るような楽しい製品ばかりだった。

そして彼は僕にとってのドラえもんだったんだと気がついた。
子供のころ世界はただの遊び場だったけど、大人になるにつけて、そんなことは忘れてしまう。
けれどスティーブ・ジョブスがポケットから魔法の道具を出すたびに、僕はワクワクするような未来を感じ、再びこの世界をただの広い遊び場なんだと思い出すことができた。

ドラえもんがいなくなってしまったんだから、のび太が悲しくないわけはない。